11/07/2020
【メッキ応用レストア作業】
錆を取り除く事に特化した作業それがレストア
レストアと言えば錆びたパネル類にサンダー/カップワイヤー/ペーパー/ワイヤブラシなどを駆使し舞い上がる錆びの粉塵と体力消耗の戦いってのがレストアの定番ですね…
このやり方は鉄板は薄くなるわ細部の錆は取り切れないわと悩みどころ満載だと思いますね。
また、見える部分や工具が届く部分は良いとしてもパネルの裏側、スポットで接合された面は手作業では出来ないエリアなので、一般的にはサンドブラストなども使い処理をする他にあまり手段が有りません。
しかし、すべての錆を落とす事は中々難しいと思います。
ウチが手掛けた車輌を見られた方やレストアを依頼されたユーザーさん、板金塗装ショップさんから、狭い場所の錆除去はどうしているのか?とよく尋ねられる事が有ります。
今回はその作業のカラクリを一部公表です。
これを知れば、錆の粉塵だらけになり体力を消耗する作業なんてアホらしくなるかもですね…笑
弊社の場合は先に述べたサンダーやらサンドブラストは全く使用せずに微細な錆まで徹底除去しています。
化学的研磨と言う処理法なのですがメッキ屋ならではの工法で、これで古い塗装やパテ、油分を完全除去します。
リムーバーや剥離剤で行う剥離と違い隅々までまんべん無く薬剤が行き渡るので画像のような袋構造のパネルも裏側や接合部まで綺麗になります。
化学的研磨の次は酸洗い処理を行います、この処理でパネルに発生している全ての錆を取り除く事ができます。
そして、最終的に昔ながらの6価クロームメッキ処理をし熱処理を経て完成になります。
画像のパネルは自前のハコスカのトランクフードで30年間も風雨に晒されてザクザクでした。
表面はザクザクボコボコなのでサンダーやワイヤーブラシも歯が立たない状態、普通なら再使用は諦めるか、再塗装をしても数ヶ月〜で錆が再発するようなコンディションでしたがこれで再使用するに充分なコンディションとなりました。
同じような状況でお悩み中の方は是非ご相談下さい。
ボディ塗装や足廻りのパウダーコートの下処理には最適ですよ。