16/08/2026
UVパテは、触って固ければ「硬化完了」なのか?
実は、そう単純ではありません。
表面や深部を触って固くなっていても、
パテの内部や薄く伸びたキワ、
さらに鉄板との界面まで、同じように反応が進んでいるとは限りません。
特にUV硬化では、
「波長 × 照度 × 照射時間」
この組み合わせが重要です。
そして、もう一つ大切なのが光の届き方。
パテは全面が同じ厚みではありません。
厚く盛られた部分もあれば、
薄く伸ばされたキワもある。
さらに、一番奥には鉄板との界面があります。
つまり、
表面の硬化
深部の反応
素材との密着
この3つは、必ずしも同じ条件で最大になるとは限りません。
ここでポイントになるのが波長です。
波長が変わると、材料内部での光の吸収や反応の進み方も変わります。
そのため、同じUVパテでも、
使用する波長や照射条件によって、最終的な密着性に差が出ることがあります。
だからこそ、単純に
「何秒照射すれば固まるのか?」
だけでUV硬化を考えるのではなく、
どの波長を、どの照度で、どのくらい照射するのか。
そして、
どの順番で照射するのか。
ここまで含めて考えることが大切です。
Glanz neoでは、
ただ表面を早く固めることだけではなく、
深部・キワ・界面まで含めた硬化を考えながら照射条件を組み立てています。
UV硬化は、材料だけでも、照射機だけでも完成しません。
材料 × 光 × 照射方法。
この3つを、ひとつのUV硬化システムとして考える。
これが、私たちがUV硬化を考えるうえで大切にしている考え方です。
※硬化状態や密着性は、材料組成、膜厚、素材、下地処理、波長、照度、照射距離・時間などによって変わります。
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